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グルメ釣師へたくそ長ちゃん

へたくそ故、魚種や釣法に囚われず美味しいお魚を求めて釣行している釣行記をメインとしたブログです。                    2007年10月よりルアーに目覚め苦悩の日々が続くことに・・・。

2006年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年02月

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日振島 姫路

1/28(日)、愛媛県日振島で開催した1月度へたくそ定例会に行ってきました。

今回もお世話になったのは、宇和島の「はまざき渡船」さんです。

AM6:00 我々8名、4人組の方1組、約40名の大会の方と2船で出船し、途中矢ヶ浜沖で当日のクジ親である清家渡船のホースヘッドから「日振よね?」ちゃんの差し出すクジで7船の1番クジを引き日振を目指します。

途中、携帯で日振灯台の風速を見ると北北西の風6m/sで大した事はないと思っていましたが、いざ沖に出ると結構風が強く「日振13番」から沖の磯は使えそうになく、磯割りの中に一番西に位置する「カモメ23番」があり狙ってましたので、とても残念です。

出船から約40分で横島に到着し「日振1番」から磯着けして、会長(隊長)、MASAさん、MAKOさんの3人が先陣を切って渡礁。

その後は、大会組を風裏となる所に順番に降ろして、最後の方で雄くんがバラシ一家のバラシNo.2さんが開拓した仲本バエ、ネットさんが四角の横、僕は姫路、達坊&友ちゃんはイヨシの岡と、日振1番を除いてマニアックな場所へ渡礁しました。

 

各磯共に前日及び前々日は、40UPの良型を数枚にバラシもあるという事で期待が持てますが、なんせ「へたくそ会」ですから腕は無いので釣果を得るのは運次第です。(^^;

7時半頃磯に「明石」と「イヨシ」の間にある「姫路」に磯上がりし、セットした仕掛けを伸ばして釣りを開始、今日は、いつになくマキ餌を出船前の暗い内から準備していますので即釣りが出来ます。


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マキ餌は、生オキアミ3k*2、ボイル3k(混ぜ合わせない)、集魚剤1袋、仕掛けは、いつも通り竿1.5号、リールDaiwa2500番、道糸&ハリス3号、ウキJ3~B、針口太グレ7号です。

潮は、長潮の為か終日当て潮のような感じで右の浅いシモリに当たるように流れて本来の沖を流れる潮はありませんでした。

 

8時40分、3ヒロのタナで1枚目の42cm、11時過ぎに3.5ヒロで同寸、12時過ぎに39cmをゲット。


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で、この39cmのグレを浮かせて水面下数センチで張り付かれ、初めて張り付きを目撃しました!

グレは「く」の字に魚体を曲げ、エラを張り、ヒレを立てて上手に岩にしがみついた上で擬態をします。グリーンに黄色っぽい斑点のような模様が出ます。

穴の中に入っているわけでもなく、岩陰に隠れているわけでもない、上から見えているのだから引っ張れば上がって来そうなものですが、いくら竿で引っ張ろうとしても手でしがみついているかのようにビクともしません。

そこで、竿のテンションを緩めて数秒間待つとジワ~と岩から離れました。

実際に釣りをしている時に過去何度か張り付かれた経験がありましたが、こういう状態なのかと貴重な体験をしたわけです。

今度、余裕がある時に磯際の見える位置で皆さんもやってみてください。面白いです。(^^)

それから、「ハブ太郎」にこの話しをすると、タイドプールに活かす為に入れると瞬間的にこの動作をするそうです。



13時頃、エサ取りも少なくなってサシ餌がず~と残るような状況になりウキ下を少し深くして4ヒロで流すと勢いよくウキが入ったかと思うと沖に向かって爆進しました。

1/8、同じ日振島、キマグレの横での悪夢が瞬時に蘇ります。

なんとか止めてやろうと思い2~3秒のテンション掛ると、道糸からフっ飛んでしまいました。(涙)

切れるような締め込みではなかったので、呆気に取られましたが、道糸を回収してみるとウキ止めの下の当たりでブチ切れてました。

どうも不注意で傷が付いていたようで、悔しいやら情けないやら複雑な心境で仕掛けを作り直して再来を期待しましたが、渡船が動きだし、無念の納竿時間となりました。

 

結果は、39、42、42cmの3枚のみ

イヨシの岡の達坊は、同寸3枚

   〃 友ちゃんは、○ボー

仲本バエから越知バエに代わった雄くんは、35cm1枚

四角の横から越知バエに代わったネットさんは、○ボー、ガマのタモの柄&チタンの枠をロスト!

日振1番の隊長は、35~40UP6枚

〃MASAさんは、35~40cm7枚

〃MAKOさんは、35~45cm3枚

という釣果となりました。


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その他、大会組の方は34Lのクーラー満タンの方もいらっしゃって、最大47cm、45cm以上の方が5名いました。

 
今回でグレはお休みして魔鯛狙いに切り替える予定でしたが、後味が悪くもう一度グレを狙おうかと思っています。
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| 日振 フカセ(昼) | 23:54 | comments:12 | trackbacks:0 | TOP↑

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第3回フレンドカップ 中泊

1/21(日)釣具のフレンド主催による第3回フレンドカップ(F杯)ウキウキ磯釣り大会が中泊で開催されましたので出場してきました。

当日の参加者は80名弱で、へたくそ会からは、Gちゃん、磯際の魔術師さん、へたくそ隊長、ハブ太郎、MOTOさん、うーたんに僕の7名が参加しました。


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ハブ太郎とMOTOさんは、クジを引かずに一緒に上がる事にしツルの首へ、他のメンバーはそれぞれクジを引いて、隊長はコケ東に、魔術師さんはコケ二階、クジ運が良いのか悪いのかGちゃん、うーたん、うーたんの連れの「謎のA氏」、僕は同じナカバエに上がる事になりました。


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ナカバエには、我々4人と他に2人の6人が上り、クジの若い順に釣り座を決めGちゃんは水道側、うーたんは船着き右の一段低い所、僕は北側で大久保バエとの水道を釣る事にしました。

早々準備をし釣りを開始しますが、いくらタナを変えてやってみても一回もサシエを取られる事がなく時間だけが過ぎます。

潮が大分込み上げてきて足元を洗い始めたので千畳との水道にポイントを変えてやってみますが、ここも結果は同じ。

9時頃、ふと、南側でやってるGちゃんの方を見ると竿が曲がっています。
それも良い曲がりをしているではありませんか! ひょっとして尾長のデカイのかあ?(^^;


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大慌てでGちゃんに近寄り行方を見守ります。

途中足元の根に張り付かれ、もはやこれまでかと思っていると幸運にもお魚は出て格闘再開、時間を掛けてゆっくり浮かせて・・・。

皆が尾長だと確信してましたが、なんと! デッカイ青ブー! 

でも、他魚の部優勝かもね。 ええなあ!(^^;

釣ったGちゃんも苦笑いですが、入賞の可能性がありますので活かしバッカンに入れてキープです。



この頃になると満ち潮もかなり緩みサシ餌の無くならない北側を諦め、船着に割り込ませてもらって釣りを再開します。

ここで仕掛けチェンジです。
竿 アテンダー1.5号、リール インパルト2500LBD、道糸&ハリス3号
ウキ銀狼3B、水中ウキ2B、ガン玉G1*2+G4、針剣華グレ8号

今日はグレ釣り大会ですが、へたくそな僕は最初からグレを釣ってやろうとは思っていません。

狙いは、もちろん他魚の部の魔鯛!(^^;

沈め探り釣りで本流を外して深場の大物を狙います。

で、ここで重要なのが仕掛けの沈むスピードで、潜り込む潮の所でのみ、ゆっくり沈んでいくようにガン玉を調整します。

通常の潮ではウキ止めを付けてウキを浮かせてグレも一緒に狙おうという欲張りな作戦です。

その甲斐あってかどうか? 

引き潮が動き始めた9時半頃からヒラソーダをボチボチと4本ゲット~!(^^)


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そして、Gちゃんもヒラソーダを掛けた模様。

「スマやスマや」とニンニンしながら本人は寄せてますが、全然横走りません。

オカシイでぇ~スマちゃうやろ?

上がってきたのはジャスト40のグレ!(爆)

グレとスマは引きがちゃうでしょ? やっぱへたくそ会だけの事はあるわなあ。(笑)


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そして、しばらく沈黙の状態が続いて11:20頃、ウキ下4ヒロで潮に潜り込んだ仕掛けをフリーの状態で流していると、突然道糸が勢いよくスプールから飛び出しました。

(^^)/ 「来た~ 来たでぇ~!」と、余裕で皆にアピールし合わせを入れて悶闘開始です。

う~ん、堪らん! ええ引きじゃ~! 間違いなく魔鯛の引きです。

が、皆は、僕が魚を掛けた事を認めたくない模様で「竿が曲がってるし~」「ベラやろ」とか、好き勝手言ってます。(^^;

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皆が罵声を浴びせながら見守ってくれる中、船着き前に青白く薄いピンクがかったメスの綺麗な魔鯛が姿を表したのです。

ぐふふ。

Gちゃんが大事に掬ってくれて、久し振りに再会する魔鯛に込み上げてくるものがありました。

やっぱり魔鯛は美しい。(^^)

普段はカゴで釣る魔鯛も、フカセの柔らかな竿で釣ると釣り味も格別でフカセ魔鯛にハマってしまいそうです。

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記念撮影をしてもらって釣りを再開していると、うーたんが何か寂しそうな事を言ってます。

「今日は、まだ何も釣ってない」

ありゃ、そう言われてみりゃそうやわ。

いつもは、へたくそなりに何らかの釣果はあるのに、まだ針に何も掛けてないのです。

ここらで一発気合いを入れちゃろと、「うーたん、サシ餌付けとる?」と優しい言葉を掛けてあげました。(爆)

で、気合いが入ったのかどうか不明ですが、大会終了まであと20分という12:10頃に、うーたんが「来たよ~」と嬉しそうに竿を曲げてます。

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が、何秒もしない内に根に張り付かれて浮かない表情です。

しかし、すぐにお魚は出てくれたようで、またニコニコしながら引っ張り回してます。(^^)

僕が、最後にタモで掬ったところで楽しいナカバエでの釣りは終わりとなりました。

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そして、港に帰り検寸です。

魔鯛を持って受付に行くと、僕と同じニックネームの長さんこと長嶋さんからインタビューを受ける事になりましたが、シャイな僕は恥ずかしかったですわ。(^^;

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それからしばらくして結果発表。


グレの部
1位46.3cm
2位43.7cm
3位43.7cm同寸
4位42.2cm
5位 41.6cm うーたん
6位40.6cm
7位40.2cm Gちゃん

他魚の部
1位2.88kg ババタレ!
2位2.74kg ヒラスズキ!
3位2.41kg ウスバカハギ!
4位 2.05kg 青ブー Gちゃん
5位 1.95kg 魔鯛 長ちゃん

という結果に相成りました。

しかし、いくら重量勝負といってもババタレや、ウスバカハギに魔鯛が負けるのはオカシイ!!(涙) 納得がイカン!(笑)

当日の大会の模様は、愛媛では2/3(土)、高知では2/10(土)に放映されるようなので暇な方は見てください。

写ってるかな? ボツになってるかも。(^^;

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| 中泊 フカセ | 21:12 | comments:16 | trackbacks:1 | TOP↑

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中泊

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今から24年程前結婚して間もない頃に奥ちゃんと磯釣りにハマってしまい、須崎、安和の地磯、久通、興津、佐賀、足摺、小満目、沖ノ島、中泊と色んな釣り場に行きました。

中でも中泊は一番多く通った所で、ピーク時には週に2回ほど通い離婚問題まで発生するありさまで釣りバカ街道まっしぐらでした。

それだけ通った中泊ですが、単独釣行の多かった僕は釣り師の増加と共に混雑を避けるかのように中泊を離れ、挙句の果てに釣りから遠ざかっていました。

そして、2003年秋より会のメンバーでもある「わがままTさん」と釣りを再開し今に至っている訳ですが、今でも中泊への思い入れは一番強く、あの複雑な潮の中を流れるウキを見ていると期待に胸が膨らみ、釣れなくてもワクワクして楽しい。

今でも色んな釣り場に通ってはいますが、やはり中泊かなあ。

| その他 | 22:49 | comments:7 | trackbacks(-) | TOP↑

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イガミ(ブダイ)の酢ヌタ

グレを釣っていてイガミ&ヒブダイが釣れたら持ち帰りますか?
僕は、100%持って帰ります。

夏場のイガミは、どうか解りませんが、冬場は磯臭さもなく身はコリコリしていて歯応えがあって美味しいです。

そのまま醤油でもOKですが、淡白なので少し味付けをすると余計に美味しくいただけます。

幼い頃、親父が釣ったバンドウ(ブダイの総称?)を、いつも食べさせられていましたが、結構いけますのでご紹介したいと思います。

いくら臭くないとはいえ内臓は独特の磯臭さがありますので、出来れば磯で内臓を取り除きビニール袋に入れクーラーに入れて持ち帰るのが一番です。

作り方

1.ウロコを取って三枚に下ろし刺身にする。

2.ヌタを作る。
 みそ、酢、砂糖を、ほぼ1:1:1の割合で混ぜ合わす。
 (魚の大きさにもよりますが、刺身が全部浸かる量)

3.好みにより生姜のみじん切り&ネギを入れる。

4.ヌタに刺身を入れる。

5.1時間以上冷蔵庫で寝かす。
 (酢で刺身を締める為) 

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イガミに限らず、他の魚でもいけます。
グレの美味しい食べ方はないかと試してみましたが、歯応えに欠けるもののOKでした。

お酒を飲まれる方は肴にピッタシかと思います。
是非試してみてください。

| レシピ | 20:29 | comments:15 | trackbacks(-) | TOP↑

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日振島 日振5番

長ちゃん事アタイは、寒の時期だけフカセをやるという、俄かフカセ師です。

腕はもちろんありませんので、水温が低下し伴い食い渋る前の釣り易い時になんとかグレ釣りを満喫しようと、連日好調が続いている日振へ今年三度目の釣行をしてきました。

グレ狙いの場合、グレがメインは当たり前の事ですが、嬉しい外道はカゴ釣りに比べると意外と少なく、釣って面白い魚ではありますが、美味しいお魚を家で待っていてくれる家族の反応はイマイチです。

そこで、どうせ行くのなら少し足を伸ばして、グレ釣りの前夜に先に家で食べるお魚をゲットしようと、今回はまずは佐田岬の三崎へ大アジ&大サバ狙いで向かいました。

昼の天気予報では、風速2~5mでこの時期としては無風に近くベタ凪だろうとワクワクしながら向かったのですが、佐田岬半島へ入るなり突風にあおられ海は白波が立ってます。m(__)m

こんなハズでは・・・。
一瞬にして夢を打ち砕かれた思いですが、ここまで来て竿を出さないわけにはいきません。

なんとか大サバ2本ゲットしたい。
翌日、日振へ一緒に釣りに行く釣り仲間の「うーたん」からは、
「アジはイランけど、サバ一匹ちょ~だい(^0^)、僕のサバ鶴まで日振に来たらダメよ」
と、何ともまあ優しいメールをもらってます。(^^;

そんな訳で、風速10mは軽く超えているであろう大風に向かって17:30頃より釣りを開始し、何とか釣りたい一心で00:30まで頑張りましたが、30cm程のイサギ1枚という散々な結果に終わってしましました。

風の影響で仕掛けは飛ばないし潮を被りまくり、完全に趣味の域を超えてまるで荒武者修行をしているかのような過酷な状況の中での釣りで、本当は楽しくて仕方のない釣りが嫌いになってしまいそうなくらい辛かったです。(笑)

潮さえきちんと動いてくれれば、大風、大ウネリでも釣れないハズはないのだけど・・・。


釣果を待っててくれた、うーたん、よねちゃん、釣果が無くてごめんちゃい。(^^;

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そして、00:40、後片付けをして吉田町に向かって深夜の道をドライブです。

途中、三好釣具で解凍予約していたエサを買って何気なく予約帳を見ると、清家渡船のHPを見てる方ならご存知かと思いますが、日振の住人こと「よねちゃん」の名前が! 
他に今回一緒に行く「うーたん」、「MOTOさん」の名前もありました。(^^)

定刻の6時、30名近くのお客さんを乗せ出船し矢が浜沖で抽選を済ませて日振を目指します。

湾内は、それほどの風でもなかったのですが、沖に行くにしたがい風が強く日振13番から沖はキツイ状況のようです。

しかし、昨夜の風に比べると比ではなく楽勝のように思えました。

日振3番、4番、早磯2番と降ろし、次は「MOTOさん」と僕の二人の番です。

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日振5番! 引き潮でウネリも無い為二人で出来るやろうとの事でチャランボを持って降りましたが、干潮時には足場は結構広がるものの潮位の高い時には3㎡位しかなく、しかも平らな部分はチャランボを立てる真ん中だけで、二人でやるには少し窮屈で、風波のある時や満潮時は一人が理想です。

しかし、お客さんの多い時にそんな我侭は言ってられません。ここに上げてくれるという船頭さんに感謝をしなければいけないくらいですね。

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いつものように先にマキ餌を作ってマキ餌をしながらゆっくり仕掛けの準備をしますが、ふと見るとMOTOさんは岡寄りで釣りを開始しています。(^^;

潮は、ゆっくりと日振3番方向へ引き潮が流れており、僕は最初に御五神方向の沖向きを攻めようと思ってましたが、張り出したシモリの上が左右からの波で大きなサラシ状態になり釣りになりませんので、沖を流れる潮に引かれる3番方向の足元を狙う事にし釣りを開始します。

昨日、早磯4番に上がっていたMASAさんからの情報では、引き潮の間はエサ取りは居るもののコッパすら見えなかったという事で、当たりが出易いように小さなウキに、前回の大バラシの屈辱から男らしい太仕掛けでいつも通りのハリス3号、まだ食いは渋くないだろうとの判断で針は口太グレ7号、いつも基本としているウキ下2.5ヒロでスタートとし状況を見て変えていこうと考えてました。

潮の状況から本命ポイントは御五神向きだと思いますが、フカセで上がるのは初めてで、何処で食ってくるかポイントがハッキリ解りません。

釣れたらポイントを交代しようと話し、風に吹き飛ばされそうにながらも我慢して釣っていると8時半頃ジワーと押さえ込むような当たりが竿1本位前であり最初の1枚を僕がゲットです。

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しかし、このグレ、変です。
体高はありましたが、尻ビレが丸く先が尖ってません。
体高の低いフナに似たグレが最近多いですが、一種の奇形なんでしょうか?


「さあ交代しましょう!」

日振にはあまり来た事がないというMOTOさんに、今日は何としてもそこそこ釣ってもらって日振を好きになってもらいたいと願いを込め、釣れたポイント&ウキ下をレクチャーしてポイントを代わります。

ポイントを代わってしばらくしてMOTOさんに待望のヒットです。
余裕で遣り取りをしてシモリをかわしてレギュラーサイズの35cmクラスを無事にタモへ滑り込ませてフィニッシュ。

一連の動作は、慣れたもので取り込みのテクは問題ないようです。

実は、MOTOさんとは今回が初めての釣行ではないのですが、昨年の暮れの中泊釣行では、二人共ボーで、初めて見る取り込みでした。(^^)

そして、魚を〆てMOTOさんが「代わりましょう」と、言ってくれますが、最初に書いたように釣って欲しいので「僕は腕が良いので何処でも釣れます」と、生意気な事を言ってポイント交代を却下しました。(笑)

その甲斐あってか、MOTOさんの腕が良いのか、しばらくして僕がお弁当を食べてる間に又もやヒット。

今度の相手は、少し抵抗してるようでG-TUNEの綺麗な曲がりから良型だと判断出来ます。
無言のままタモを手渡して40cmクラスを取り込み完了。(^^)/

ここで又ポイントを代わりましょうと言ってくれ、お言葉に甘えて釣り易くなった沖向きを攻める事にしました。

が、潮は良い感じですが、水温の急激な低下か残ったサシ餌は冷たく感じられエサは殆ど取られない状況が続きます。

さあ、困った。

ここで釣らないと折角ポイントを譲ってくれたMOTOさんに申し訳ないのと、何年も釣りをしているのに釣れないでは済まされないというプレッシャーの板ばさみに・・・。(^^;

が、昨年暮れの「へたくそ納め」以来ツキまくっている僕に釣れてしまいました。(^^)

若干御五神向きに緩い潮が出始め最初の当たりは、ウキが勢いよく消し込まれたものの素針、タナが合ってないのかと思いながらも、もう一度同じ場所へ流すとウキはジワーと入り早合わせの為か素針。

確かにグレのハズ、もう一度と同じタナで再度流しウキが思ったように入り、今度は一呼吸おいてから合わすと乗りました。

竿を叩くような当たり。最初は、ひょっとしてイガミかあ?と思いましたが、底をつくような引きからグレに間違いありません。

十二分に引きを楽しみながら45cm級を取り込み、波も静かになった事で最後に二人で同じポイントを釣りましたが、残念ながら時間切れでお互い追加する事は出来ませんでした。

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最後に、今回も同礁して頂いたMOTOさんありがとうございました。
MOTOさんの人柄か、一緒に釣りをしていると楽しく、また一緒に行きたいなあと思う次第です。

良かったら又お願いいたします。

他の磯の状況もあまり良くなかったようで、12番から西はボチボチ釣果もあったようですが、本人の名誉の為に誰とは言えませんが、ボーの方もおられました。(笑)



次回は、フレンドCUPの中泊釣行ですわ。
グレはよう釣らんから他魚の部狙います!(^^)

| 日振 フカセ(昼) | 12:46 | comments:11 | trackbacks:1 | TOP↑

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日振1番のちキマグレの横

前日より北西の季節風が強く上がれる磯も限られるだろうと思いながらも、どうしても釣りに行きたくて昨年から一緒に釣りに行ってる「うーたん」を「明日は風も弱まり大丈夫よ」と、言葉巧みに誘って日振へ行ってきました。

今回も「はまざき渡船さん」にお世話になり、悪天候の為に出船した船は3船と少なく、強風の為殆どのお客さんが横島周辺での釣りとなったようです。

単独二人、二人組二組の計6名での出船となり矢ヶ浜を過ぎ横島に着いて最初に名前を呼ばれます。

目の前には、尾長も狙える「日振1番」!

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僕には、初めての磯で期待に大きく胸が膨らみます。頭の中は40オーバーの尾長でいっぱい!!

手際よく磯に降りて船が離れると同時に突風が吹き、なんと!買って間もない「がまラー」の象徴であるゴアの帽子が激流の中へ・・・、潮が早くタモを用意する間もなく遠く彼方へ・・・。m(__)m

悔やんでも仕方ないのでマキ餌&仕掛けの準備をし、うーたんは沖側、僕は岡側で釣り開始します。

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最初は、コッパがボチボチ食ってましたが、すぐにサイズアップし「うーたん」にヒットー!
35cm前後の口太をタモを使わずゴボウ抜き。う~ん、なかなかやるやん。

その後しばらくして、同時ヒットー! 僕のは30cm強の口ブー、「うーたん」は40cm弱の茶色のびゅーちふるな尾長をゴボウ抜き!

こっちは、コッパしか当たらんのに次第に焦りが出てきます。(^^;

そして20m程流したシモリの手前で止めて待っていると道糸がスルスルと出てバシッと合わせを入れると重量感タップリの締め込みに襲われます。
が、腕が悪くいつものプツン! 折角良い型を掛けたのに・・・(泣)

針を結び変えて再度同じポイントに投入し待っていると、画に描いたようにパラパラと道糸が飛び出し、引きを味わいながら口太40UPをやっとゲットしました。

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段々潮が満ちて道具を流されそうになりますが、大丈夫だろうと道具を一箇所にまとめて釣りを続けます。

最初「うーたん」が釣っていたポイントは波に洗われ始めたので二人並んで仲良く?釣ります。

またもや、殆ど同じポイントで僕に40UPがヒットして追加です。

このままいけば、爆釣か?と、思われる雰囲気で、次第に西北西による風波がハエを洗うようになり、渡船が見回りに来てくれた時に、竿ケースとクーラーを船に積みチャランボウを借りて続行する事にしました。

が、何分もしない内に一際大きな波が押し寄せチャランボウに掛けていたクーラーバック、エサバケツ、タモ、空のドンゴロス、集魚剤、お弁当が海に・・・m(‗‗)m

流れたタモは、すかさず「うーたん」が仕掛けを放り投げ、ナイスコントロールでヒットさせてくれ回収、後は、まー君を呼んで回収させてもらいました。

そんな訳で、僕のエサは海の藻屑、いや、一瞬にして全てお魚のエサとなりました。(泣)

いやあ、驚きました。無理をしちゃダメですね。

そして、優しいまー君船頭は、「静かなとこに行きましょう」と、キマグレの横に連れて行ってもらいました。

ここも初めて降りる所でシモリが沢山見えます。浅い~! 釣れそうな気がしませんし、何処を集中して釣ったら良いのか解りません。

「何処で釣るかジャンケンで負けた方が先に決める」と、「うーたん」が言いだし、変なヤツやなあと思いながらもジャンケン。

普段は負けるの得意やのに、こんな時には勝ちます!(笑)

ジャンケンで負けた「うーたん」は右側、僕は船着で釣る事になりました。

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しかし、僕にはエサが全くありません。見掛けは怖いけど、気の優しい「うーたん」がエサを半分分けてくれると言い、僕の持っていた集魚剤二袋を混ぜ合わせ仲良く半分こしました。

僕にエサを分けたばかりに釣り負ける事になろうとは、この時点では全く解ってなかったようで・・・ うーたん、ありがとう!(^^)/ 

最初は、サシ餌も取られない状況でしたが、次第にエサ取りが現れ毎回エサが取られるようになり、その内に僕にヒット。

引きからして40UPは間違いなし、優しく扱い浮かせてみると思った通りの良型です。

が!、バシャと水面で反転したかと思うと、テンションが無くなりお魚は上手に針を外してお帰りになりました。(泣)

そして、11時半を回った頃に我々の上がっている東側のキマグレ横の横で竿が曲がります。

しばらく見ていると巧みな竿さばきで上がって来たのは、40cm位はあろうかというグレ、と、同時に右沖のキマグレでも竿が曲がり同寸をゲットしました。

「うーたん、ゴールデンタイム突入でぇ~!」と、言った矢先に船着前の際を流れていた僕のウキがスーと入ります。

ぐはは! 頂ですわ! 先程と同じ重量感で、ひょっとしてもう一度食ってくれたんかな?

こうしてキマグレの横での1枚目はゲットです。(^^)

後で解った事ですが、魚を計って〆ている間にうーたんは黙って一枚ゲットしていた模様。

で、次もまた「うーたん」に当たります。

合わせたかと思うと、あれよあれよという間に40UPを浮かせタモで掬おうと近付きますが、いきなりゴボウ抜き!!

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そして、今度は僕に当たります。ええ引きですわ。今度も間違いなく40UPで時間を掛けて優しくタモで掬って取り込みます。

〆て、ふと見ると又掛けてます。巻いて巻いて、「タモは?」の問いかけを無視して、40UPを浮かせたかと思うとゴボウ抜き!!!

何の為のタモなん? いくら竿1.75、ハリス2.5号で強いとはいえ、それは40UPのグレに対して失礼やろ。

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しかし、この「うーたん」、普通やないです。掛けてからの取り込みは20秒位です。お魚が抵抗する間も無いという感じですわ。

その後は、引き潮に変わって水温が低下したのか当たりも遠のきサシ餌も取られない状況になります。

それならと、ウキを小指の先位の極小の軽いウキに変え、2.5ヒロで釣っていたウキ下を3ヒロにし、ハリスを2.5号、グレ針7号という軽い仕掛けに変えて続行します。

しばらくして、船着正面でウキがジワーと入り、反射的に合わせたかと思うと猛スピードで走りだします。

今までとは全く違うお魚のようで竿を起こし糸を巻き取りますが、それ以上に沖に走られます。

「うーたん、いかんで~、これは取れんわ~!」沖のシモリまで走られて、どう考えても2.5号で取れる相手ではありません。

なんとか取りたかったのですが、フっとテンションが無くなり思った通り道糸、ハリスとも擦れてズタズタで、結局ハリスの上の方から切れてました。

もっと水深のある場所ならなんとかなったかも知れませんが、浅い所では僕の腕では取り込み不可能な相手でした。悔しい~!(^^;

この時点で時間は13時半を回っており、仕掛けを作り直す余裕も無い為に納竿としました。

結果は、うーたん30cm後半~40cm前半を5枚、僕が32cm~45cmを6枚、内40UPが4枚でした。

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その他では、キマグレより西側の磯で常連の越知さんが40UP沢山。

最後に、今回も悪天候の中同行してくれタモを救出してくれた上にエサを分け与えてくれて、自分は小型狙いに徹し僕に沢山の良型を釣らせてくれた優しい「うーたん」ありがとうございました。

次回も、普通に勝負したらたぶん僕が勝つと思いますが、嫌がらずに一緒に釣りに行ってくださいね。

勝ちたいなら、事前に言っていただければ手を抜きますので、こっそり言ってください。(爆)

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お世話になった魔王船こと
はまざき渡船さんの「はまかぜ」

| 日振 フカセ(昼) | 20:19 | comments:14 | trackbacks(-) | TOP↑

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新春初釣り

待ちに待った新春初釣りの時がやってきました。

1/2 21:30 そろそろ寝て明日の釣りに備えなければと缶ビールを1本飲み布団に入るけど、なかなか寝付けずにウトウトするだけ。

少しは眠いのだけど、やはり子供の遠足気分でワクワクウキウキして、とても寝ていられない。

23:40 このまま布団に入っていても退屈なだけで、近所の兄ちゃんと二人で行く事になっているので、眠くなったら帰りの運転をしてもらい寝ようと勝手に決めて起きる事に。(^^;

しかし、01:30待ち合わせには時間が有り過ぎる。
やはり早目に行って眠くなったら車で仮眠する方が良いなあ。

今日は、へたくそ納め同様に結構人が多く集まり13人、魔王船長の話しでは50名位の予約が入っているそうで、手前から仲間を降ろしていって最後に降りるつもりだから、降りられる磯が多くなるように、ただ風の吹かない事を祈るばかりです。

4:30 魔王基地に到着すると姫路ナンバーの見慣れた車があり、しばらくすると強面のバラシNo2さん、バラシNo3さんが起きてこられて挨拶をし、その後、会のメンバーも順次到着して隊長がミカジメ料¥1,000を徴収し出船準備をしました。

今回は、2匹長寸勝負で1位¥7,000 2位¥6,000です。
昨年2月から定例会をしてますが、腕は良いけど勝負運の無いアタイは、まだ一度も賞金を貰った事がないので、なんとか入賞したい。

6:00 メンバー13名、他のお客さん20名弱で魔王基地を出船し日振に向かいます。
心配していた風波は全くなく船室で賑やかな会話をしながら抽選場の矢が浜沖を経由して40分程で魔王島である日振島に到着しました。

7:20 思ったより風が強くメンバー全員を風裏に降ろして最後に風と真っ向勝負の日振19番の地に近所の床屋の北村君と上がりました。

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彼は、武者をHGとしていて沖の島には月1回は行っていて、毎回そこそこの釣果があるようなので、どの位の「へたくそレベル」か初めて一緒に釣るので非常に楽しみです。

磯に上がって、まずは釣座を決めますが、アタイは腕が良い?(笑)ので北村君に先に決めてもらって船着で釣る事になりました。

今回もいつものようにボイル3kg3枚、集魚剤2袋を用意してますが、とりあえずボイルM3kg2枚、集魚剤1袋を混ぜ合わせマキ餌の準備をします。

マキ餌の準備も出来仕掛け作りに取り掛かる頃には、魔王基地でマキ餌を作っていた北村君は釣りを開始してます。(^^;
まあ、焦る事はない。
日振の住人こと、よねちゃん曰く「日振のグレはお寝坊さん」。

人の倍位の時間が掛かってようやく仕掛けの準備完了。
今日は、竿がま1.5号、道糸2.5号、ハリス号、針7号という掛けた魚は根こそぎ頂こうという男らしい仕掛けです!

仕掛けを作っている段階でマキ餌も足元にしていましたので、十分マキ餌は効いているハズと思い風によるウネリでサラシが出来ている船着き前に仕掛けを入れます。

仕掛けが馴染み19番方向へ引潮に乗りゆっくりとウキが流れ、突然ウキが
空を飛び!

道糸が勢いよく飛び出し、竿が上空に引っ張られます!
一体何が起こっているのか??? その先を見て唖然としました。

カモメ!(爆)

カモメがハリスの先にいます。(笑) ヤツが、羽をバタつかせながら19番寄りの高い地磯を左に旋回しと思ったらウキが岩にブチ当たり針外れでバレてしまいました。(^^;

仕掛けを回収してみると、昨日買ったばかりのウキ20070103uki.jpg
はボロボロで道糸はザラザラです!

ふと横を見ると、北村君はウキパラソルを投げて一生懸命ウキを回収しています。
はて? 
聞くと相手はまともなお魚で、瞬殺の高切れ!(笑)

で、開始早々二人共仕掛を作り直すハメになりました。

老眼でよく見えないので、出来る限り仕掛け作りはしたくないと思ってるのに最初からこんな仕打ちを受けるとは思っていませんでした。

ここで最初の仕掛けとチェンジします。
結構ウネリがキツク波高が1~1.5m位ありますのでウキをSのJ3から大き目のMの2Bに変えてハリスの途中に水中ウキ代わりに当たりウキを付けてウネリによるサシ餌の踊りを極力少なくしようという作戦です。

そしてウキがウネリが来た時に完全に沈み、ウネリの谷の部分で頭を出すように浮力をギリギリにガン玉を調整して仕切りなおしです。

その効果があってか開始早々当たりがあり36cmをキープ、つづけて39cmをゲットです。今日は、頂きかも。(^^)/

しかし、北村君にはノーヒットと、よろしくありません。
今日は、何が何でも釣ってもらいたいと思ってるので、場所を代ってやってもらいます。

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ポイントを代わって一投目からヒット~! 小ぶりですが、しっかりキープし、続けてヒット。
二人で顔を見合わせ言葉にはしませんが、今日は行ける!とニコニコです。

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その後、アタイは最初北村君が釣っていたポイントに入りますが、全く当たりなし、北村君はというとボツボツ釣って数を伸ばします。

やがて最後の見回りが来ましたが、お客さんも多い為空いてる磯は無いだろうと、風波が強いけど磯代わりをせず辛抱して釣る事にし、ウキ入れも無いのにサシ餌だけ取られる状況が続く中黙々と打ち返しを続けました。

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そして遂に試合のゴングが!

2ヒロ半で竿1本程度沖に投入したウキが左斜め方向にゆっくりと流れているのを目で追っていると勢いよく視界から消えました。

あのウキ入れはグレやないなあ、グレならコッパかなと思いながら合わせるとズッシリとした重量感が伝わってきます。

竿を叩くように締め込み、まるでアイゴみたいです。
でも、アイゴにしてはシャープな引きではなく、グレっぽい。

足元のハエ根をかわすべく足場の悪い磯を目いっぱい船着き側に移動してゆっくり浮かせると、グレですわ! しかも今日一番の40UPです。

ウネリでなかなかタモに収まらず冷や冷やでしたが、北村君に掬ってもらってようやく片目が開きました。入賞には、あと一匹や!(^^)

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これからやと思いながら気合いを入れて釣るもまたまた同じような状況が続き一向に食いません。

おかしい。なんぼ日振のグレはお寝坊さんでも、そろそろ起きても良さそうなのに・・・

13時をまわり、13:30を過ぎても音沙汰なし。
もはやこれまでかと諦めながらもウキ下を3ヒロにして右側のサラシの先端付近に仕掛けを遠投して流すと、あ~ら不思議! スーと絵に描いたようなグレらしいウキ入れですわ。

バシっと合わせ巻取りにかかりますが、糸が巻けません!

道糸が風に吹かれてかリールに絡まってます!
何たる失態! この大事な時に~!

道糸はリールに複雑に絡んで知恵の輪状態です。m(__)m
老眼でよく見えないに加えて焦れば焦る程解き方が解らない。(^^;
ウキは既に何処にあるかすら解らない。(泣)

約1分後、やっとの思いで難解な絡みを解いて、もう居なくなってるかもと恐る恐る糸を巻いてみると、確かな手応えがあります。

待っててくれたのね、グレちゃん♪(^^)/

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しかし、律儀なグレですね。
強引に浮かそうとするとシモリにもって行くのに、ほったらかしたら自分から磯の近くまで泳いで来て待ってくれてるんですもんね。

これって案外実用的な釣法になりはしないですかね?
例えば、一気にシモリに持って行かれた場合にテンションを掛けずにフリーにしてシモリから離すとか。

以前、日振21番に上がってた初心者と思われる方が、竿を殆ど曲げないでリールをゆっくり巻いてる場面を見たのですが、何か食っているのは間違いなくて何だろうと興味深々で見ていたら同礁者がタモを構えて掬ったんですわ。そしたら、でっかいグレでした。嘘やろ~と、 一瞬目が点になりましたが、これはホンマの話しです。

アタイの単純な脳細胞で考える限り、こっちが引っ張れば引っ張る程、お魚さんは怒って激しく抵抗し、優しく扱えば自分の身に何が起こっているのか解らないのではないかという事です。

当たりの少ない時には、そんな悠長な事をしている余裕はないですが、イレポン状態の時にでも試してみたいなあと思っとります。

皆さんも一度試してみませんか?
試して逃げられても苦情は受付ませんけど。(爆)

えらい話しが横に逸れてしまってすんません。(^^;

待っててくれたグレちゃんは簡単に浮いたのですが、近くにタモがありません。

北村君は、この一大事に電話の最中で全く気が付いてなくて魚を浮かせたまま道糸を出しながらタモを取りに行き難儀をして無事ゲットですわ。

ぐふふ! これで、ひょっとしたら優勝は頂きかもと嬉しくてしかたありませんでした。

時計を見ると13:45、もう時間が無いのでクーラーに入れると同時に後片付けをして納竿としました。

20070103chouka.jpg


釣果 グレ43、41、39、36cm計4枚 針外れ1回、カモメのバラシ2回 (^^;

そして渡船基地に帰り検寸の結果

*******************へたくそ掲示板より抜粋****************

2匹長寸での結果です。

優勝 ゆう君 90㎝
2位 長ちゃん 82㎝
3位 中兄弟子 76㎝
4位 ブッチャンの連れの方 74㎝
5位 達暴 73㎝
5位 達暴の連れの方 73㎝
6位 長ちゃんの連れの方 71㎝
7位 隊長 64㎝
8位 ブッチャンの連れの方 42.5㎝(1枚)

参考記録(カゴ釣りにて) ハゲ親父 42㎝

敏さん、ブッチャン、ブッチャンの連れの方が残念ながら検寸無しでした。

*****************************************************
と、いうわけで初めて賞金ゲットと相成りました。(^^)/

今回参加して頂いた皆さんありがとうございました。
またやりましょうね。

お終い。

| 日振 フカセ(昼) | 00:48 | comments:21 | trackbacks(-) | TOP↑

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抱負

金が信念! オヤジギャグじゃ~!(^^;

新年おめでとうございます。今年もよろしくですにゃ。

去年は、何の目標も持たないまま釣行を繰り返し、振り返ってみると心に残るような釣果もない一年でした。

これでも美味しいお魚をゲット出来て家族で食べるには十分ではあるのですが、やはり今年は目標を立てようと思う次第でごじゃります。

で、今年の抱負。

1、魔鯛の80cmオーバー
2、グレの55cmオーバー
3、イサギの20枚以上

まあ普通の人ではなんて事はない内容ですが、アタイには難しいですわ。

あとは私生活において、昨年のような家庭を顧みない釣行は出来る限り控えて奥ちゃんと仲良く遊ぼうかなと考えております。

最後に目標釣行回数は、昨年を上回りたいのは事実なんですが、大幅に抑えて48回! 48÷12=4 多すぎ?(^^;

| その他 | 19:33 | comments:11 | trackbacks:0 | TOP↑

2006年12月 | ARCHIVE-SELECT | 2007年02月